RM82-9 | Latin | Celia | Gente de Zona, Celia Cruz

 この曲を歌っているのは、リトモスに何度も登場しているヘンテデソーナと、今年で生誕100年を迎えた、サルサの女王、セリア・クルース。2003年に77歳で逝去した彼女の録音に、現役で活動しているヘンテデソーナの歌を重ねた曲です。

リトモスの曲の直接の原曲はこれ。

次の動画。故人の歌としてサンプリングされた曲はこれです。La Negra Tiene tumbao.(その色黒い女性は、トゥンバオを持っている=ラテン音楽のリズムの一種です。そのセンスを持っている。天性の勘があるとか、極めたとか、そんな意味でしょうか。)そういえば、La Negra(ラ ネグラ)とか単に、Negraって、アルゼンチンのリトモスチームのミリアム先生のチーム内での愛称です。ミリアムさん、リトモス84を以て撮影チームからの引退を表明していると聞きました。この曲、セリア・クルースへのトリビュート曲ですが、La Negraについて歌われているということは、ミリアムへの感謝を込めている、という風にも聞くことができるかもしれません。

 

 リトモス、9曲目はラテンの指定席ですが、今回もそうですね。歌詞と振り付けの対応がいくつかありそうで、書いてみます。

1つ目は、後半前半9から12カウント目。両腕を回しているところですが、ここは先生によって、腰を回す動きをつけている先生と、つけていない先生がいる気が。私は付けたほうがノレます。だって歌ってます。歌詞が "Ella tiene fuego, Cuando mueve las caderas."  直訳で「彼女は炎を持っている、彼女が腰を動かすときに」と。前半1から8カウント目までで、です。少しズレているところがポイントで、振りのその箇所で歌っているのなら、ここには私は、現行期間中は書きません。先生方のお仕事の領分なので。でも今回数カウントズレているので、直接の関係があるのかどうか、意見が分かれるかもしれず、そうすると、先生方でこのことを語る方は少ないと思われます。なので、先生方が語られないことで興味深いことは書こう、ということで書きますね。腰を動かす、腰を振るは、スペイン語で、動詞の活用を原形で表すと、mover caderas (モベール カデーラス)なんですね。リトモスの曲名にこだわっている方は(いるかな?笑)、EM41-9のラテンの"Movidendo Caderas(モビエンドカデーラス)にそっくりだと思いません?そうですよね。この曲は動詞が現在分詞になっているだけで、Mover Caderas(腰を動かす)が含まれています。で、あの曲の振りに腰がついていたかどうか、覚えてらっしゃるでしょうか。私はなんとなく覚えています。該当部分を貼ってみますね。

2つ目は、後半9カウントから12カウント目、ここはさきほど同じ歌詞、「彼女は炎を持っている」と歌っていますが、振りはメラメラでしたよね。ここは直結でしょう。すでにネット上に書かれている方がいましたので、こちらは、タイミング一致ですが書きました。 

あとは、歌詞ではないですが、後半13から16カウントの肩の動き、原曲で該当部分を聞くと、おおっと思えますよ。音ハメ的な対応がリトモス版よりも顕著に感じられます。

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