RM63-3 | Jazz | Can I Tico Tico You | Lou Bega

原曲公式動画

上の動画、アーティスト名、曲名の区切りが間違ってる。Lou Bega の曲の”Can I Tico Tico You” です。Lou Bega 英語で歌っていますが、ドイツ🇩🇪の歌手だそうで、1999年に「マンボNo.5 」のリメーク版を大ヒットさせ、ヨーロッパ各国でチャートの1位を獲得したそうです。この曲も載せておきます。これもリトモスでやったら面白そう。


このリトモスの曲。2、3回踊った後で、サブスクの音楽聴き放題で何度も聞いていたら、あれ、抜けてる音符を補うと、あの曲のメロディだ、と気づきました。

音符って、スペイン語で、negro(ネグロ)とも表現するみたいです。黒、っていう意味。日本ではおたまじゃくし、とか言いますよね。おたまじゃくしも、日本にいるのは普通は黒い。なんか共通点を感じて面白いです。

さて、あの曲、とは、Tico Tico という曲です。ブラジルの曲なのかな。正確に調べていませんが、少なくとも終戦時にはあったはず。

クラシックから、ジャズまでいろんな歌手、演奏家がカバーしています。リトモスの原曲であるLou Bega版も彼のMambo No.5 同様に、過去のスタンダードをカバーする路線なのでしょう。いくつか載せていこうと思いますが、Youtubeで私が一番気に入ったのがこれ。Ethel Smithという米国のハモンドオルガン奏者によるもの。終戦前後の録画、録音だと思います。


気に入ってくださればうれしいです。他のものも徐々に載せていこうと思いますが、ご自身で気にいるものを探してみてください。例えば、Tico  Tico pianoとかYoutubeで検索すれば、ピアノ版が見つかると思いますので。(30行くらい下にギター版から再び続けます)

あと、このEthel Smithさんが気に入った方は、この方の演奏もたくさん聞いてみてください。そうしたら、また素敵な曲が見つかるかもしれません。そうやって、自分の音楽の世界を広げていけるのが、このYoutubeとサブスクの時代の新しい音楽の楽しみ方の一つなのかもしれません。

さて、上の動画を見ていて気がついたのですが、出演者が全員白人ですね。今だったら問題になるのでしょうが、この時代、人種差別はずっと強かったのでしょう。もちろん、出演者の責任ではないと思います。オルガン奏者自身は黒人とも多数共演していますし。今、アメリカでジョージフロイドさんの死をきっかけにした、人種差別に対する抗議行動が盛り上がっていますが、白人が多数参加していることに時代の変化を感じます。

リトモス63はコ口ナ🦠と、アメリカの「黒人の命も大切」の運動の時期と重なりました。曲とこの二つに関連することがあれば、書いていきます。

60年代、アメリカで子どもたちに、擬似的に差別を体験させることによって、人種差別を無くそうとした小学校の先生がいました。日本の学校でもこれをモデルにした授業をされた先生がいるみたいです。こういう努力が少しずつアメリカ社会を変えてきたのでしょう。その素敵な動画があったので、ぜひご覧ください。貼り付けできないので、こちらから。👉 アメリカの小学校の動画 動画の後にリトモスの曲の話に戻ります。


そういえば、リトモスの曲にも、南アフリカの人種差別を歌った曲があるのでした。以前に書いております。👉リトモス10-7、ペア(ハワイアン)の「Gimme Hope Jo’anna」です。

さて、63−3の原曲の話に戻ります。アコースティックギターの演奏では、これがよかったです。再生回数600万、同じ動画を別に上げているものも含めると1000万超です。パコデルシア、スペインのフラメンコギターの名手です。

司会のことば。スペイン語です。聞き取ったものと拙訳を載せておきます。(そうすると、ミスってると恥ずかしいと思って、何度も見返すので自分の勉強用になるので笑)

Ahora tenemos que presentar muy bien como él se merece a un gran concertista de guitarra. Tan bueno es que de él dijo Sabicas que posee todos los secretos del buen arte de la guitarra española. Se llama Paco de Lucia.

訳:では、しっかりとご紹介しないといけません。彼は偉大なギター奏者と呼ばれるのにふさわしい方だからです。素晴らしいことに、サビーカス(という別の名奏者)の述べるところによれば、彼は、スパニッシュギターの優れた技の秘密を全て知っている、とのことです。彼の名はパコデルシアです。


後半テンポが速くなるところがいいですね。

女性グループボーカルならこれ。


Jazzアレンジだとこれが良かったです。バンド名は動画の中。




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