RM69-4 | Flamenco | Si Tú No Estás | Gente de Zona


(21.10.05.) リトモス69、新曲開始後の最初はこの曲から。(予想記事は除く)

原曲歌手 ヘンテ デ  ソーナ

曲名 シ トゥ ノ エスタス (拙訳:「君がいないと」歌詞から補えば、「君がいないと、僕の心は僕の体を離れて、君の後を追っていく」)

詳しくはこの後に書いています。

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「リトモスの原曲」という言い方をすることがあります。原曲とは何?ということについては、正確に定義が決まっているわけではないですよね。いくつか考えてみると、①その曲の元々の一番最初のバージョンのことを言っている場合もあれば、②さまざまなカバーの中で、最もヒットしたものを言っていることもあり、また、③リトモスの音源CDに最も近いカバーのことを言っていることもあるようです。情報が乏しい場合には、④Youtubeで見つかった、無名歌手の歌うカバーなどが原曲とされていることもあるようです。

 今回、リトモス69のフラメンコに関しては、他のいろいろなサイトで、Franco de Vita(フランコ デ ビータ)の歌うものが原曲である、と書いてあるのを見ました。これは、先程の①、つまり、一番最初のバージョンという意味では原曲と言えるのでしょう。

 私は、原曲の定義としては、③が好きです。リトモスの音源CDに最も近いカバー、という定義。原曲は曲を覚えて、リトモスを楽しく、気持ちを込めて踊るために聞く人がほとんどだと思います。そのためには、やはりリトモスの音源CDに最も近いカバーが、原曲の定義としては、いいんじゃないかと、個人的には思っています。ただ、⑤ウリセスが歌っているバージョン、は、音源CDにあまりにも近すぎるために、原曲と呼ぶのに少し抵抗があります。

 さて、このリトモス69の4のフラメンコの話に戻ります。リトモスの音源CDに最も近いと思われるのは、Franco de Vitaの(フランコ デ ビータ)ものではなく、Gente de Zona(ヘンテ デ ソーナ)のものです。です、と言い切れるのは、スタジオでかかる、リトモスの音源CDに歌手名のコール、♪ヘンテ デ ソーナ、が収録されているからです。耳をすましていれば聞き取れるかも。

 では、③の定義による原曲、Gente de Zona版。個人的にはこれを「原曲」と呼びたいです。

Gente de Zonaの代表曲。Spotifyで無料でフルコーラスで聞けます。このグループはリトモスの曲もたくさん歌っています。なお、アフィリエイトリンクではないので、私には1円も入りませんので、念のため。


 ①の定義による原曲、Franco de Vita版。世界最大のラテン音楽フェスティバル、ビーニャデルマル音楽祭、2008年のステージから。


Franco de Vitaの曲は、Spotifyで無料でフルコーラスで聞けます。


Franco de Vita版、女性歌手Amaia Monteroをフィーチャーしたもの。これいい。名演だと思います。9600万回再生。このバージョンが②の定義、最もヒットしたカバーに当たるかも。


4分6秒。”Amaia, gracias por venir.” “Buenas noches. Gracias.”「アマイア、来てくれてありがとう」、「おやすみなさい、ありがとう」だと思います。

Amaia Monteroの曲は、Spotifyでどうぞ。無料でフルコーラスで聴けます。

次は、このブログを書いている10月5日の前日10月4日に公開されたばかりの、サルサバージョンのカバー。シンプルな構成ですが、だからこそ、南米の海辺のホテルの生演奏を聞いているような気分になれるかも。


そして、超重要カバー、あのバージョン。追記を予告していましたが、10月19日追加します。この曲、リトモス音源はウリセスが歌っています。今回、どの先生もおっしゃっていないような気がしますが、どうしてだろ。自分が本数出てないだけかな。リトモス音源は公開されていませんが、ウリセス歌唱の曲は、Spotifyなどで公開されています。リトモスの音源とは編曲が異なりますが、ウリセスが音楽配信サイトにリリースしたバージョンということです。先程の話しでいくと、原曲のタイプ⑤です。こちらからお聞きください。Spotifyへ無料登録+タブレットでの再生で、フルコーラスで聴けます。スマホだとフルコーラスで聴けますが、多少待たされるかも。




さて、ここまで原曲の動画や音楽紹介といった感じでしたが、次は歌詞について。他のサイトで頑張って訳してくださるところがありますが、僕の魂が消えていく、みたいに訳されてるところがあります。それだと、誤解を招く可能性もあるかな、と思って、そこの部分だけ、少し書いてみますね。著作権法を遵守して、一部掲載に留めます。


si tú no estás mi vida se me va

君がいなければ、僕の魂は僕から去っていく

se me va detrás de ti

僕から去っていくんだ、君の後を追ってね

1行目だけなら、僕の魂は消えていく、と訳せる可能性もあると思います。事実自分も同じような詞が出てくる、バックナンバー、サルサの、(Se Te Va) Bailandoの時に、Todo lo malo se va, se te va bailando (よくないことは消えていく、踊っていれば、君からよくないことは消えていくよ)とか訳した記憶があります。あの時は、よくないことの行き先、というものは通常意識されないでしょうし、その後に付随する修飾語句もありませんでした。

ですが、今回は、detrás de ti(君の後へ)があるので、消えていく、と訳すのは難しい気がします。スペイン語ですし、どうでもいいことかもしれませんが、リトモスの曲のタイトルにも関わることでもあるので、書いてみました。

この歌詞、素敵ですね。日本語的に訳すと、「君がいなければ、僕の心は抜け殻のようだ」とかかな。

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